借金の借り換えを相談する機関もありますが。。

複数ローンの返済は本当にキツいです。

毎月、何回もある返済日をビクビクしながら、あるいは計算しながらなんとかやり繰りしているといった方が多いのではないでしょうか。

どこかのテレビCMではありませんが、頭の中が「借金」という文字でいっぱいになってしまう・・・そんなイメージです。

それだけ複数ローンの返済は、精神的にもかなり辛いということがわかります。

人間、やはりお金にある程度余裕がないと、精神的にも追い詰められ、イライラしてしまうものなんでしょうね。

そんな頭の中が借金のことでいっぱいの方の為に、色々な方面から借金の相談を受け付けている機関があります。

ここならOK!借金の借り換えを相談できる各機関

具体的には独立行政法人の国民生活センターなどをはじめ、以下のような機関があります。

  • 本貸金業協会「貸金業相談・紛争解決センター」

    借金の相談から苦情まですべて無料で対応してくれます(紛争解決手続きは有料)。各消費者金融等が加盟している日本貸金業協会が運営している公的機関であり、金融庁のHPにも紹介されていますので安心して利用できます。もちろん中立性もしっかりと担保されています。

  • JCCO 公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会

    カードローンやクレジットカードの返済で困っているならココ。公益財団法人という立場から公正&中立なアドバイスが貰えるので、万が一のときは頭に入れておきたい。もちろん相談は無料であり、家族にも内緒でカウンセリングを受けることができます。

  • 日本司法支援センター(法テラス)

    ローンに関することだけでなく、身の回りに起きる法的なトラブル全般に対応しれくれます。法務省所管の公的な法人なので信頼性は文句なし。テレビCMとかもやっていますので、知っている方も多いのではないでしょうか。ただデメリットとして

    1. 1回の相談は30分程度
    2. 1つの問題につき3回まで対応
    3. 根本的な解決を望むなら対面での相談が不可欠

    と、他の相談機関に比べると若干、ハードルが高いのが気になるところです。

このような機関に、実際に相談に来られる方の殆どが、複数の業者からキャッシングをしている方なので、当然、借り換えについても相談に応じてくれます。

また公的な相談機関は、基本的に相談無料というところが大きなポイントです。

弁護士や司法書士など法律のプロに借金の借り換えを相談することもできますが・・

借金問題で悩んでいる人なら、弁護士や司法書士が出している広告を目にしたことがあるんじゃないでしょうか?

これらの目的な当然「利益」が出てるから広告を出しているわけで、正直、債務者のことを真剣に考えて問題解決してくれる弁護士や司法書士ばかりではないという事実があります・・

特に、最近ではようやく下火になってきましたが、過払い金返還請求などは、かなり利益が取れるので、どの法律事務所もテレビCMやラジオCMはもちろん、ネット広告など、ありとあらゆる媒体に広告を出しています。

それが悪いわけではありませんし、むしろ、過払い金請求は自分にもお金が返ってくるので「本当に自分に過払いがあれば」とても良い借金問題の解決法になるのは間違いありません。

いずれにせよ、弁護士や司法書士に借金問題を相談する場合は、全て無料!というわけにはいきませんので、よく考えてから行うようにしてくださいね。

まあ結局のところ・・・各機関に借金の相談をしても、一番根本的なことは何も変わらないのです。。

結局は自分自身で返さないと借金はなくならない(汗)

そう、どれだけ他人に借金の相談をしても、その人があなたの代わりに借金を返してくれるわけではありません。

結局は自分で作った借金は、自分で返すしかないのです。

だから、借金について相談する暇があるのなら、さっさと借金を借り換えして、完済までのスタートを切ることです。

多くの人は、このスタートさえも切ることができないから、また別の業者から借りてしまい、借金の蟻地獄にハマってしまうんですね。

借金を返すことで一番重要なことは、他人に相談することではありません(キッパリ)

特に弁護士や司法書士など、法律の専門家に相談しようものなら、最初はやさしく話を聞いてくれますが、結局は過払い金返還請求などで自分が儲けたいということがわかると思います。

過払い金はうまくいけば返ってきますが、当然、弁護士や司法書士に成功報酬を払わないといけません。

また、専門家の中にも、かなりボッタクリな報酬で儲けようとする輩がいますので、注意が必要です。

少し話がそれましたが、要は借金を返すのは自分自身なので、相談するくらいなら、最初から借金生活からの脱出を目指して、行動しようということです。

その中でも借金の借り換えは、完済への道のりがハッキリとわかるので、ぜひ検討してほしいと思います。

少なくとも、今あるいくつかの借金を一つにまとめることができれば、頭の中で常に考えていた「借金のこと」が、少し和らぐことは間違いありません。